軟水に興味はあるけれど、市販の軟水器は20万円前後もするのでちょっと…
とお悩みの方におすすめします
ペットボトルを使って作るので、とにかくお手軽!。材料さえあれば30分ほどで完成しちゃいます。使い方も簡単、水道の蛇口にホースを差し込むだけ。お風呂場でも、洗濯場でも、台所でも、好きな場所で軟水を作ることができます。
お手軽に作れると言っても性能は本格的。使っているイオン交換樹脂は業務用軟水器にも使われているアンバーライトIR-120B、原理も業務用軟水器と同じです。こんな小さな軟水器でも約1,500リットル(家庭用のお風呂で10日分)の軟水を作ることができます。
イオン交換樹脂の再生も簡単、食塩水を流すだけでOK。再生にかかる費用は1回わずか30円。
つまり、1ヶ月たった120円で毎日軟水のお風呂に入れます (^^)
材 料
・1.5リットル炭酸飲料用ペットボトル(軟水器本体用)
・2リットルペットボトル(イオン交換樹脂再生用)
・熱帯魚用フィルター(ペットショップで)
・イオン交換樹脂(アンバーライトIR-120Bなど)
・ホース(10cmくらい)
・ドリル又はキリ
ペットボトルの底にドリルやキリで直径4mmほどの穴を20個くらい空けます。穴は底に均一になるように空けてね。 | |
フィルターをペットボトルの断面位の円形に切って、ペットボトルの口から押し込みます。次に菜箸などを使って底に平たく押しつけてください。 | |
イオン交換樹脂をペットボトルに入れます。別の容器に樹脂と水を入れて、ろうとを使って流し込むようにすれば簡単。 | |
イオン交換樹脂がきれいに入ったら、もう一枚のフィルターをペットボトルに入れて樹脂を押さえるようにおいてください。 | |
最後にペットボトルの口にホースを付けると完成です。 |
このペットソフナーで本当に軟水が作られているのか実験してみました。
実験方法は 三浦工業のHP に掲載されている方法と同じです。
結果は下の写真の通りちゃんと軟水が作られています。
ペットソフナーで作った 軟水。泡立ちも良く液も 透明です。 |
こちらは水道水。泡も あまり立っていません。 液も石けんカスで濁っ ています。 |
イオン交換樹脂は水道水中の硬水成分(カルシウムやマグネシウム)を吸着しますが、吸着できる量は決まっています。
ペットソフナーは約1,500リットルの水を軟水にできますから、お風呂だけで約10日間、洗濯だけだと約1ヶ月使えます。
使い終わったイオン交換樹脂は食塩水を流すことで再生することができます。
(1) 2リットルのペットボトルの底近くに画鋲で穴を空け、その穴をセロテープでふさいでおきます。
(2) 食塩水をペットボトルに入れます。
(3) ペットソフナーと食塩水の入ったペットボトルをホースでつなぎます。
(4) セロテープをはがすとペットソフナーに食塩水が流れてイオン交換樹脂が再生されます。
350mlペットボトルを使ってペットソフナーを作ってみました。高さわずか16cmのミニサイズだけどユニークかつ高性能!
ペットソフナーミニ −キッチン− |
ペットソフナーミニ −浄水− |
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ペットソフナー スーパーミニ |