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これなら作れる!! ポリソフナー


■これなら作れる
 
 マルチソフナーやウォッシュソフナーは日曜大工感覚で、ちょっと工作の得意な方なら簡単に作ることが出来ます。
 でも、やはり、塩ビパイプを加工するのは、ちょっとしたコツや、道具もそろえる必要があります。また、「塩ビ」という材料は、加工性が良くて使いやすいのですが、燃やすとダイオキシンが出ることで、ちょっと抵抗がある方もいらっしゃるようです。
 
 そこで、塩ビでない材料を使って、もっと簡単に軟水器が作れないか考えてみました。
 
■ポリタンを使ったソフナー
 
 ポリタンクならどこでも簡単に入手できます。また、柔らかい素材なので、穴を開けたり、加工するのも簡単です。
 
■材 料
 
5リットルポリタンク
蛇口用フィルター 2個
継ぎ手(13) 2個
ベンリーカンニップル(13) 2個
塩ビパイプ(13) 30cm程度
Oリング(P-24) 2個
 
キャップにニップルの大きさの穴を開けます
(リーマがあれば簡単に明けることが出来ます)
左から、ニップル、キャップ、Oリング、継ぎ手、パイプ、蛇口用フィルターの順に組み立てます。
上が出用、下が入口用
あっという間に完成!!

使い方はマルチソフナーと同じです。入り口、出口とも、13規格のねじなので、水道用の各種配管用のパーツを取り付けることが出来ます。
シャワーホースも直接付けることが出来ます。
 
イオン交換樹脂は5リットル入る本格的な軟水器です。硬度の高い地域でも、余裕で使うことが出来ます。
大きさもコンパクトで、浴室に置いても邪魔になりません。持ち運びも簡単で、洗濯機に移動しても使えます。
ちょっと小さめのポリタンで作ってみました。イオン交換樹脂は5リットル入りますが、500mLペットボトルと比べても、こんなにコンパクトに仕上がりました。
ソフナーシリーズ

左から、マルチソフナーW(4リットルタイプ)
マルチソフナーW(標準:2リットルタイプ)
ポリソフナー(5リットル)
 
■ポリソフナーのメリット
 
 とにかく本格的な軟水器が簡単に作れること。ポリタンのふた部分を加工するだけなので、メンテナンスも容易。本体は加工しないので、水漏れの恐れも少ない。材料はどこでも入手できる・・・等です。
 ただし、耐圧性はポリタンによっては弱い物もありますので。使用の際はご注意ください。