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大きさは、22.7 x 11.9 x 28.9 cm (縦、横、高さ)と雑誌くらいの大きさで、とてもコンパクトです。
デザインもこのようにおしゃれで浴室に置いても違和感はありません。
イオン交換樹脂量は930mLと軟水器としては小型になります。ちなみにミウラ工業の美肌っ子は7000mL、カドリーサボンのCSソフナーは5000mLです。小型の軟水器は、軟水を作る量が限られるので、再生頻度が多くなるという欠点がありますが、狭い浴室でも邪魔にならない、シャワーの圧損が少ない、お湯になるまでの時間が短いというメリットもあります。
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取り付けは、まずシャワーホースを外します。専用のレンチもついているので、簡単にできます。 |
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シャワーホースを外した場所に、ホース固定ユニットを取り付けます。
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ホース固定ユニットに、アクアソフトのホース2本を取り付けます。
1本が水道水をアクアソフトに送るホース、もう一本がアクアソフトから軟水を戻すホースです。
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シャワーホースをホース固定ユニットに取り付けると完成です。慣れた人なら5分もかからずに取り付けることができます。
浴室の水栓の形はメーカーによって異なりますから、自分が使っているシャワーに取り付けることができるかという点は、取説によると
INAX(LIXIL)、KAKUDAI、SANEI、MYM、YUKO はそのまま取り付けることができます。
TOTO太ホース、TOTO細ホース、KVKは付属のアダプターを使えば取り付けることができます。
ちなみに我が家の浴室水栓はKVKですが、アダプターを使って問題なく取り付けることができました。
使ってみて、シャワーの水圧はあまり下がらないことがわかりました。これなら水道水圧の低い環境でも問題なく使えると思います。お湯になるのも早く、使いやすい軟水器だと思います。。
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取説にはのっていない裏技ですが、アクアソフトの出口に直接シャワーホースをつなぐこともできます。そうすれば、このようにホース周りもすっきりします。
一回の再生で、作れる軟水の量は取説では1200リットル。
再生頻度は、1人暮らしの場合は8日に一度、4人家族の場合は2日に一度になります。
軟水器で面倒なのが再生作業ですが、小型の軟水器の場合はどうしても使える日数は短くなります。 |
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再生のしやすさは軟水器を選ぶポイントの一つです。
アクアソフトの再生は、まずカバーを取ります。 |
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再生水投入口(上側)と排水口(下側)のキャップを外します。 |
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2リットルペットボトルに食塩を量りとります。写真のろうとと計量カップがついているので簡単です。専用のメンテナンス剤も売っていますが、市販の食塩(塩事業センターの安価な精製塩)でも問題ありません。ランニングコストは安く抑えられます。 |
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ペットボトルに水を入れ、塩を振って溶かしてから、アクアソフトに逆さまに取り付けると、自動的に水が流れて再生されます。
このように再生作業は簡単なので、再生頻度が多くてもそれほど負担にはなりません。 |
使ってみて
我が家では5リットルのポリソフナーを使っているのですが、アクアソフトを使ってみて、小型で使いやすいという印象です。シャワーの圧損が少なく、お湯になるのに時間がかからないのはメリットです。
再生頻度は2人暮らしで、10日に1回程度になります。小型の割には多くの軟水を作ることができました。1人暮らしなら、3週間に一度、4人家族なら5日に1回程度になるでしょうか。しかし、再生は簡単なので習慣になればそれほど苦にならないかもしれません(人によります)。
イオン交換樹脂は5〜7年で交換する必要がありますが、アクアソフトはタンク一体型なので自分で交換することはできません。
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